【読書会】
LIGHT BOOK CLUB vol.6
︎日時:
vol.1 2024年8月3日 (土) 11:00-13:00
vol.2 2024年8月3日 (土) 16:00-18:00
!) 13:00から16:00の間は「三歩 booksandbaked」の焼菓子を販売いたします。
予約不要ですので、どなた様もお気軽にお立ち寄りください。
︎場所: ETHICA
岐阜市八幡町14-3 三輪ビル2F (ラ・ペスカ上)
058-207-8899
︎定員: 各回6名
︎参加費: 3,000円(ドリンク・スイーツ代を含む)
︎ご予約: ご希望のお時間とお名前、当日連絡可能なご連絡先を添えて、下記までお申込みください。
gallerycaption@gmail.com
︎キャンセルポリシー:キャンセルされる場合は、開催日の2日前までにご連絡ください。
<キャンセル料>
2日前まで:なし
前日以降:3,000円
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その場で読むから気軽に参加できる読書会
【LIGHT BOOK CLUB】
事前に課題図書を読む必要はなく、そのとき出会う本・人・言葉とともに生まれる思考、対話を、美味しいお菓子や珈琲とともに味わいます。じぶんの中で考え方が変化して行ったり、あらたな価値観が芽生えたり。『 読んで / 考えて / 話す 』を通して立ち上がる、ひとりきりの読書では生まれ得ない発見をお楽しみください。
︎選んだ本の一部を、十分な時間をかけて読んでいきます。読むスピードが遅くても大丈夫。
︎対話の時間、なにも話せなくてもOK。他の方の話を聞きながら、自分の思考を熟成させましょう。
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︎案内人プロフィール
奥岡莞司 |Okuoka Kanji
1992年三重県生まれ。京都大学院工学研究科修了。
岐阜にて喫茶店・洋菓子屋・ギャラリーの立ち上げ、運営を経て、2022年より亀岡在住。かめおか霧の芸術祭で企画に携わる他、「三歩 booksandbaked」として、独自の観点で選んだ本とシンプルな菓子を扱う。LIGHTBOOKCLUB、KIRIFARM主催。
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【住み直す、棲み直す】
近年、住まいのあり方が多様化し、選択肢が増えつつあるものの、住宅はお金を出して買うといった感覚はまだまだ根深い。計画から完成、修繕まで、すべてが専門家まかせである。
でも、本当にそれで良いんだっけ?なんだかしっくりこない。そんな違和感もあり、昨年の秋、京都の田舎にボロ家を買い、なるべく自分たちの手で直し、あれこれと工夫(苦労)しながら暮らしている。
哲学者イバン・イリノチは「住む」のは人間だけだ、と言う。人間だけが文化という織物の中に織り込まれた「住む技術(アート)」を代々受け継ぎ学習しながら、「住む」ことをしている。
「住む」を考えることは、生き方を考えることなのだ。
今回の読書会では、人類共通の行為である「住む」を、文化として、生きる技術として、そして快楽として、捉え直してみたい。
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◆終了した読書会
LIGHT BOOK CLUB vol.5 東海編
at ETHICA
2023年7月30日(日)
午前の部 11:00-13:00
午後の部 16:00-18:00
*13:30-16:00までは「三歩」の焼菓子の販売もあります。お気軽にお立ち寄りください。
定員: 各回6名 (要予約)
参加費: 3000円
✳︎ドリンク・スイーツの代金を含みます。
✳︎今回から書籍の購入は必要ありません。
会場: ETHICA
岐阜市八幡町14-3 三輪ビル 2階(ラ・ペスカ上)
tel 058-207-8899
ご予約:下記フォームにてお申し込みください。
https://forms.gle/PdtuFWEDeMqyjTVk7
キャンセルポリシー: キャンセルされる場合は、開催日の2日前までにお願いいたします。
<キャンセル料>
・2日前まで:なし
・前日キャンセルの場合:2000円/人
・当日キャンセルの場合:3000円/人
お問い合わせ:
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一般的に読書会のハードルは高いと思います。課題図書や、良いことを言わなきゃというプレッシャー、私自身そんなハードルを感じるひとり。だからこそ、その場で読むから気軽に参加できる読書会【LIGHT BOOK CLUB】を企画しました。
LIGHTBOOKCLUBの一番の特徴は、来てみるまでどんな本がセレクトされているかわからない、ということ。事前に読む必要はなく、集った時間の中で、そのとき出会う本、人、言葉 とともに生まれる思考や対話を味わいます。(そして、美味しいお菓子と珈琲も!)
自分の中で考え方が変化して行ったり、あらたな価値観が芽生えたり。「読んで/考えて/話す」ことを通して立ち上がる、ひとりの読書では生まれ得ない循環をお楽しみください。
※選んだ本の一部を、十分な時間をかけて読んでいきます。読むスピードが遅くても大丈夫です。
※読んだ後の対話の時間、もしなにも話せなくても大丈夫です。他の方の意見を聞いて新しい見方を得たり、自分の考えが少しずつ変わっていくのを楽しんでください。
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テーマ:『土に着く』
いつから、わたしたちは「土」から離れてしまったのだろう?
食べることは生きること、には頷けるのに、食を生み出す農が、なんだか遠い。便利さや早さ、効率を重視した生活の中で、見えなくなったことがある気がする。
たしかに田畑を耕し、作物をつくることは一朝一夕ではできない。でも、特別な人だけができること、でもない。
そもそも、自分だけで全部しなくていい。手が集えば、知恵が生まれ、一人では到底できそうになかったことも楽しくできてしまう。
それから、季節の実りに目を向け、皆で食べる。畑で囲む食卓は、お米と味噌汁だけの簡素なものでも、とびきり美味しい。同じ釜の飯を食うことは、土の中や手のひらに住む小さな生き物を共有することでもある。
食べる、排泄する、寝る、働く、恋をする
日々の暮らしに「土」が馴染むとき、わたしたちにはどんな景色が見えるのだろう?
人任せにして、味わいそびれていた育む喜び。無数の 他者 と共にいる驚き。時間がかかるこれらの営み全体を「芸術」と呼びたいのです。
土に着くこと。もしかしたらここに、わたしたちが見えなくしてきた世界を、もう一度つなぎ直すヒントがあるような気がしています。
三歩/LIGHT BOOK CLUB
奥岡莞司