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複合芸術会議2023
サバイバル複合芸術
Survive with Transdisciplinary Arts

秋田公立美術大学大学院 複合芸術研究科が毎年企画している公開型のイベント「複合芸術会議」が、

この度、ETHICAで行われることになりました。この企画は複合芸術研究科の研究教育の経過と成果を紹介するとともに、創造領域の最前線で活躍している国内外のゲストを交えて複合芸術の可能性を多様な視座から検討するシリーズで、テーマと場所を変えながら各地で開催されているのが特徴です。今回、秋田と岐阜をつないでくださったのは、博士課程に在籍中でIAMAS研究員の佐々木樹さん。ETHICAで昨年から展開しているプロジェクト「Maintenance Poiesis」でもおなじみの詩人 松井茂さんと、詩が根付くことのできる〈形〉と〈場〉についてディスカッションします。後半17時からの歓談会は予約不要でご参加いただけます。お申込みお待ちしております。

 

複合芸術会議2023

Vol.3 「根生」 -詩の視力- 詩が根づく〈場〉とこれから

モデレーター:佐々木樹

ゲスト:松井茂(詩人・映像メディア研究者・情報科学芸術大学院大学准教授)


詩はどこに生きているのか。またその様子はどのようにして見られるのか。2022年に出版された『アートと地域の協働をキュレーションする』において詩と社会の関わりについて言及した詩人・松井茂と、詩が根付くことのできる〈形〉と〈場〉についてディスカッションします。

 

開催日時:3月18日(土) 14:00-17:00

*前半は松井茂によるレクチャー、後半はモデレーターとのトークイベントを予定しています。

*17時~18時までは歓談の時間としますので、予約不要でご参加いただけます。

 

定員:8名 (予約制) *下記の予約フォームからご予約ください

 

開催場所:ETHICA (岐阜市八幡町14‐3  三輪ビル2F)

 

主 催:秋田公立美術大学

企 画:秋田公立美術大学 大学院複合芸術研究科

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松井茂|Matsui Shigeru

1975年東京都生まれ。詩人。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]准教授。詩集に『@ma84923230』(engine books、2021)、『二●二●』(同、2020)等。著書に『虚像培養芸術論 アートと テレビジョンの想像力』(フィルムアート社、2021)。共編に『虚像の時代 東野芳明美術批評選』(河出書房新社、2013)等。共著に『テレビ・ドキュメンタリーを創った人々』(NHK出版、2016)等。 キュレーションに「磯崎新の謎」(大分市美術館、2019)など。

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佐々木樹|Sasaki Miki

1992年宮城県仙台市生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。日本大学大学院芸術学研究科文芸学専攻修了(同専攻学位記受領者総代)。情報科学芸術大学院大学産業文化研究センター研究員。兵庫県尼崎市立美方高原自然の家「とちのき村」アーティスティック・アドバイザー。地域アートプロジェクト「みなとメディアミュージアム」アーティスティック・ディレクター。

専門分野は詩・ビジュアル社会学。社会学的視点を基礎としながら主に写真を活用したビジュアル観察法を用いて、個々人に内在する感情・記憶を探り、それらを想起させる断片を集積することを通して、今日の社会に通底する共通・共異の「詩性」を探る試みをしている。

  *来場予約フォーム

   https://forms.gle/rqNp6iSkCwXyRL8Y7

  *現地での参加は8名までになります。

  *先着順で受付をし、定員に達し次第募集を締め切ります。

  *当日の様子はオンラインで配信予定です。こちらの詳細はおってお知らせします。 

  *問い合わせ先:umakutodokanai◇gmail.com(送信される際は◇を@に変えてください)

複合芸術会議2023 サバイバル複合芸術|秋田公立美術大学大学院 複合芸術研究科

https://www.akibi.ac.jp/daigakuin/news/icta2023/

【複合芸術会議とは】

秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科では、研究科設置初年度(2017年度)より「複合芸術会議」を毎年開催しています。「複合芸術会議」は、本研究科の研究教育の経過と成果を紹介するとともに、創造領域の最前線で活躍されている国内外のゲストを交えて複合芸術の可能性を多様な視座から検討する、公開型のイベントです。今年度は、博士課程学生の研究活動の紹介を通して、創造領域のあらたな地平を探ることに取り組みます。

【サバイバル複合芸術 ー Survive with Transdisciplinary-Arts】

本企画では『サバイバル複合芸術 ー Survive with Transdisciplinary-Arts』と題して、博士課程学生が企画する「生」に関する4つのセッションを行います。各セッションで取り扱う生をめぐる問題は、アートとあらゆる専門領域が密接に結びつきながら展開されています。本企画では、日常生活で体感している資本主義システムにおける一義的な生だけでなく、様々に営まれている「多層的な生の存続」(サバイバル)について、複合芸術の視点から見つめ直していくことを試みます。

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