揖斐とわたしと
久松真一記念館
2024年2月4日(日)
午前の部/11:00-13:00 【満席】
午後の部/16:00-18:00
定員:各回6名
会費:3,800円(湧き水飲み比べ、新米ごはんの信玄弁当、薬草茶付き)
講師:富田 崇(トミタ建築設計スタジオ)
ゲスト:久松定昭(久松真一記念館館長)
会場:ETHICA (岐阜市八幡町14-3 三輪ビル2階<ラ・ペスカ上> tel 058-207-8899)
お申込み: e-mailにて承ります。
お名前、当日連絡可能な電話番号、ご希望の回を添えて、お申込みください。
キャンセルポリシー: 恐れ入りますが、開催2日前からのキャンセルは全額申し受けます。
*季節柄、雪による交通機関への影響等により、内容に変更が生じる場合もございます。
あらかじめご了承ください。
信玄弁当
富田崇さん(トミタ建築設計スタジオ)は、お茶を淹れる行為を「日常を愉しみ、丁寧に暮らす」ことを理念とする建築家としての仕事の延長としてとらえ、日ごろから打合せの席や、教鞭を取る学校の教室で、皆さんとお茶に親しんでいます。相手を思いやりながら丁寧にお茶を淹れると、自分自身の心もおだやかになる。お茶を淹れることはコミュニケーションのひとつであり、自分を大切にすることでもあると富田さんは言います。
また、お茶に興味を持ったことで人との出会いも広がり、岐阜県揖斐川町で不耕起栽培による米づくりをしているグループ「一歩の会」との出会いをきっかけに、2018年からは名古屋の自宅から揖斐の田んぼへ通いながらの米づくりにも挑戦しています。
今回は2019年に久松真一記念館で開催した『みんなのお茶講座-番外編「建築とお茶、お米」』の続編として、その後の富田さんと揖斐との関わりや、5年目となった米づくり、また日々の暮らしから、いま思うところなどをお聞きします。お話の合間には、お水にもこだわっている富田さんがいくつかの場所で汲んできた湧き水の飲み比べや、ご自身でブレンドされた薬草茶をご用意するほか、久松真一記念館館長の久松定昭さんのご厚意により、富田さんが昨年の秋に収穫したばかりの新米ごはん、手作りの煮物などを、久松家旧蔵の「信玄弁当」にお詰めして、お召し上がりいただきます。
また、久松真一記念館について久松さんにご紹介いただく他、所蔵品を何点か展示いたします。 富田さんのお茶とお米、久松真一記念館が、ETHICAで交錯します。
是非ご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。
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富田崇(とみたたかし)
1972年名古屋市中村区生まれ。16年間設計事務所に勤めた後、2012年にトミタ建築設計スタジオを設立。「長生きすること」と「長持ちすること」を設計理念に、住宅や店舗の設計を手がけている。現在、名古屋芸術大学、名古屋モード学園非常勤講師。ゼネコン、工務店へ向けての新入社員教育も務める。
「日常を愉しみ、暮らす」ことを念頭に食やお茶へと興味の幅を広げ、お茶(紅茶、ミルクティー、マサラチャイ)の淹れ方講座や、スパイスカレー講座を開催。2018年からは岐阜県揖斐川町で米作りも行っている。椅子と柴犬と古墳をこよなく愛している。
トミタ建築設計スタジオ
抱石庵 久松真一記念館(岐阜市長良福光228‐2)
近代日本の代表的な思想家、あるいは禅者、大茶人ともいわれる久松真一の遺した郷土岐阜の抱石庵(書院と茶室)を久松真一記念館として一般に公開しております。(公式HPより)
抱石庵 久松真一記念館
http://www.nagaragawagarou.com/hisamatsushinichikinenkan.html