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​​よく見て

書く

作文講座

2023年6月29日(木) 10:30~13:00 【満席】
2023年7月1日(土)  10:30~13:00【満席】/15:30~18:00【満席】


定員:各回4名(要予約) 

講師:宇野哲代(ことばの泉 作文研究室) 

参加費:2,500円(お茶・お菓子付き)

申込み方法:

ご希望の日時と、お名前と当日ご連絡可能な電話番号をお知らせください。
gallerycaption@gmail.com

キャンセルポリシー:

恐れ入りますが、2日前からのキャンセルは全額ご負担いただきます。

場所:ETHICA   (岐阜市八幡町14-3  三輪ビル2F   tel 058-207-8899)

目の前のものごとを、言葉で描写してみる。

見聞きしたものごとや自分の考えを文章で伝えてみる。

作文を書くことを通じて、言葉で表現することについて、考えてみませんか? 
今回は上手に作文できるようになることが、目的ではありません。

文章として表すことで、自分で書いたものを読み返すことができたり、 話をするのとは違うかたちで人と共有することで、自分をあらためて知ることができるような気がします。私自身も、宇野さんの教室に参加してみて、完成にはおよそ程遠い作文を皆さんにお見せするのは、ちょっと恥ずかしいような思いもありましたが、何十年かぶりに作文用紙に赤丸をもらって、良いところも足りないところ言葉にして返してもらう、というやりとりが、なぜか心地よく、これも「メンテナンス」のひとつなのではないかと感じています。 

当日は、とあるテーマについて作文していただいた後、皆さんとお互いに読みあって、感想を交換します。お気軽にご参加ください。

 

ETHICA

6月。雨がちの日々です。この6月の雨を、どう表現しましょうか。
写真や絵で雨を見せることもできますが、今回は「ことば」で絵を描きます。
見ているもの、聞こえてくることを言葉に置き換え、描きます。そうすると、不思議とその場景が心に刻まれます。写真を撮るよりずっと、記憶に残ります。

私たちが知っている、しかし知っていてもあまり言葉にしないことを、紙の上に残してみましょう。
五感を働かせ、感じたことにぴったりの言葉を探し、絵を描くつもりで書く時間です。

ことばの絵筆、用いていますか?
うまいや正しい、は関係ありません。

 

「描く」を楽しむ時間を、ぜひご一緒に。

 

宇野哲代


宇野哲代(うのてつよ)

1967年岐阜市生まれ。「ことばの泉 作文研究室」主宰。

2001年、岐阜県瑞穂市に子どもも大人も一緒になって文章表現を楽しむ場を作る。「うまく・正しく・速く・たくさん」書くことよりも、「人・時・場所」をじっくり観察し、ことばに置き換えることを奨励している。
2017年、名鉄岐阜駅近くに移転。「言葉の稼働率を上げ、思考の可動域を広げる」を合言葉に、参加者と「試考作文」に取り組む日々を送っている。

http://www.kotoba-izumi.com

「美しさ」を言葉で描くこと。

「感動」とか「楽しさ」とかいうものは、そもそも言葉にできない。

美しい夕焼け、

身震いするようなヴァイオリンの音色、

友人との楽しい会話。

それがあまりに「美しく楽しい」ものであればあるほど、言葉になんて置き換えられない。置き換えられないから、スマホで撮ったり、息をのんで聴き入ったり、「あぁ楽しかった、またね!」と手を振りあったりするのだ。

 

ではなぜ、私たちは言葉で何かを伝えようとするのか。

言葉にすること、特に「書く」ことは、「話す」ことより面倒なのに。私たちは「書く」を今のところ手放してはいない。

 

答えは幾通りもある。

その中の1つに、言葉が「大いなる誤解を生じさせるから」がある。

ビジネスの面では「誤解」のないよう説明しつくすことは必要だが、日常の言葉には、「誤解」や「ずれ」はあって当たり前だ。

自分の感動を言葉にして伝えた時、うまくいかなくて気持ちを共有してもらえないこともあるが、逆に自分が見たものよりうんと素晴らしいものを相手が想像し、「私もそれを見てみたい!」となることもある。

 

言葉は伸縮自在。何かだけを誇張して見せることも、雑多なものは「見せない(伝えない)」ことも、簡単にできる。自分の言葉が相手の想像力を刺激し、今ここにないものが相手の心に映し出され、追体験を可能にする。そういう力が言葉にはある。

言葉で伝えられた感動は、スマホの写真を見せるよりも、うんと相手に響くことも多い。写真は人の外側にあるが、言葉は相手の心の内側で再生されるから。

 

だから、「書く」なのだ。「話す」よりも対象を見つめ言葉を選ぶことが必要になる。言葉の感度を高める試みともいえる。言葉の感度を高めようとするうちに、表現の選択肢が増え、相手の言葉の受け取り方、つまり再生能力も磨かれていく。

 

美しい夕焼け、とくくってしまわない表現を、試していくこと。それも言葉の感度の高め方の一つ。

言葉との新たな出会いの時間。ぜひご一緒に。

​宇野哲代 2023年6月2日

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よく見て書く作文教室

2023年7月1日/ ETHICA

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よく見て書く作文講座 vol.2

2024年2月23日(金・祝) 

10:30~13:00

15:30~18:00【満席】


2024年2月28日(水)

10:30~13:00【満席】


定員:各回4名(要予約) 

講師:宇野哲代(ことばの泉 作文研究室) 

参加費:2,500円(お茶・お菓子付き)

申込み方法:

ご希望の日時と、お名前と当日ご連絡可能な電話番号をお知らせください。
gallerycaption@gmail.com

キャンセルポリシー:

恐れ入りますが、2日前からのキャンセルは全額ご負担いただきます。

場所:ETHICA   (岐阜市八幡町14-3  三輪ビル2F   tel 058-207-8899)

2023年6月から7月にかけて開催し大変ご好評をいただきました、宇野哲代さん(ことばの泉 作文研究室)による作文講座の第二弾です。

目の前のものごとを、言葉で描写してみる。

見聞きしたものごとや自分の考えを文章で伝えてみる。

作文を書くことを通じて、言葉で表現することについて、考えてみませんか? 
この講座は、上手に作文できるようになることが目的ではありません。

​当日は、とあるテーマについて作文していただいた後、皆さんとお互いに読みあって、感想を交換します。

どなた様もお気軽にご参加ください。

 

ETHICA

​​よく見て書く作文講座

vol.3 読み解く

2024年10月17日(木) 

10:30~13:00 【満席】


2024年10月20日(日)

10:30~13:00 【満席】

15:30~18:00 【残席2】


定員:各回4名(要予約) 

講師:宇野哲代(ことばの泉 作文研究室) 

参加費:2,500円(お茶・お菓子付き)

申込み方法:

ご希望の日時と、お名前と当日ご連絡可能な電話番号をお知らせください。
gallerycaption@gmail.com

キャンセルポリシー:

恐れ入りますが、2日前からのキャンセルは全額ご負担いただきます。

場所:ETHICA   (岐阜市八幡町14-3  三輪ビル2F   tel 058-207-8899)

『よく見て書く作文講座』の第三弾は、前回までの、目の前の出来事をよく見て文章で描写することから少し趣向を変えて「読解」に挑戦します。短い文章を「よく読んで」、そこから感じたことを文章にします。「読解」というとなんだか難しそうですが、今回は皆さんが、もしかしたら子どもの頃に読んだことがあるような、童話や昔話が題材です。

この講座を開くにあたり、小中学生に交じって宇野さんの教室に潜入体験してきました。久しぶりに読んだ「イソップ寓話」は自分にとって、いつの間にか違う感触のお話に変わっていて、大いに戸惑いました。そこには何十年と生きてきた、それなりの時間の厚みがあり、お話に織り込まれた様々な言葉を読み解きながら、子どもの頃に見ていた世界と、今の自分とが出会うことができたような気がしました。「読み解く(よみとく)」ことは何かひとつの正解を導き出すことではなく、「読み解く(よみほどく)」ことであり、自分の思考も解けていくように思いました。

あらためて読み解くことで、いま書けることがあるのかもしれません。

GALLERY CAPTION/ ETHICA

百年、千年と語り継がれる昔話や寓話には、今も昔も変わらぬ「人の姿」が描かれています。時代によって、あるいは地域によって、お話の受け取られ方は変化しますが、迷ったりねたんだり何かを大切にしたりする人の行動は、今の私たちに通じるものがあります。

今回は、絵画や造形を見つめるように、言葉が作り出した世界を見つめてみたいと思います。「こうに違いない」「こう見るのが正しい」などと決めつけずに絵画を鑑賞するように、固定観念にとらわれずお話を読み解いてみます。講座では、「なぜこう言うだろうか」「こちらの立場から見たら、違うように受け取れる」「〇〇ってそもそも何?」と、皆で考えをやりとりする時間を作ります。そして、各自紙の上で考えを試す旅(試考の旅)を展開する時間を持ちます。

課題は、故宮川俊彦先生の『「名作」で鍛えるトコトン考える力』(毎日新聞社)から選びます。異なる見方を試す面白さを教えてくれた師の、古びない問いかけもお伝えできればと思います。

試考の旅に、うまいも正しいもありません。「試しの時間」を皆さんとご一緒できるのを楽しみにしています。

ことばの泉 作文研究室

​宇野哲代

https://kotoba-izumi.com/

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