「掃除ポイエーシス」から考える 次なる「Maintenance Poiesis」のための 説明会
2023年9月30日(土)
15:00-17:00
定員:12名 (事前予約制)
参加費:無料
ゲスト:外山紀久子(美学・埼玉大学名誉教授)
モデレーター:松井茂(詩人・情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授)
≪お申込み方法≫
9月10日よりe-mail にて受付いたします。
お名前、ご住所、当日連絡可能なご連絡先を添えてお申込みください。
ご予約・お問い合わせ: gallerycaption@gmail.com
昨年実施した「Maintenance Poiesis」の背景には、ミアレ・レイダーマン・ユケレースの《Manifest for Maintenance Art 1969!》と、外山紀久子さんの「掃除ポイエーシス」(『日常性の環境美学』勁草書房、2012)がありました。
特に外山さんの「掃除ポイエーシス」を通じて、作務(=サム)はアートなのか! 掃除もアート? 絵画も建築も、音楽もダンスも、要するに空間を調整することだし(詩も画面を調整している!?)、それが芸術なのだとすると、補修し、掃除し、毎日を維持する反復的な家事労働も、創造行為の起点であることに気がつく(感じがありました)。
いま改めて外山さんにお話を伺いつつ、次なる「Maintenance Poiesis」の実践をさぐり、議論します。
Maintenance Poiesis
松井茂
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外山紀久子(とやまきくこ)
埼玉大学名誉教授。専門は美学・芸術学。
著書に『帰宅しない放蕩娘: アメリカ舞踊におけるモダニズム・ポストモダニズム』(勁草書房、1999年)、共編著に『Musica mundana : 気の宇宙論・身体論』(埼玉大学教養学部リベラル・アーツ叢書, 6、2015年)、『老いと踊り』(勁草書房、2019年)など